共働き塾なし家庭学習で東京都内の国立小学校受験ブログ

両親共働きで塾なし家庭学習による保育園児の子供2人の東京都内の国立大学附属小学校受験の記録です。子供が計5校の試験に合格する(親が5校最終抽選を経験)という高い合格率を残せたことを踏まえ、家庭での勉強方法や役に立ったもの、国立小学校の特徴などを今後受験を検討される方のために書いていきます。

子供を読書好き、本好きにする方法

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今回は小学校受験そのものに直結するわけではありませんが、一方で幼少期に身に着けるべき最重要とも言える習慣の読書について「子供を読書好き、本好きにする方法」というテーマで記事を書いていきます。

読書習慣の重要性

以前の記事でも書きましたが、我が家の子供たちは年間約1,000~1,500冊の本を読んでいます。

読書は、子供の想像力や発想力、幅広い知見や学習習慣を身に着けるのに最適なツールです。特に昨今のコロナ禍では自由に外出することもままならない中で、様々な世界に触れることが出来る本は貴重な存在です。

また、学習においても文章を読む力は最重要です。なぜならばどのような教科でも教科書を読んで正確に理解する必要があり、試験においても全ての教科で正確に問題文とその文意を理解して回答する必要があります。

 

そうやって身に着けた読書の習慣は大人になってからも一生役に立つ習慣です。大人になっても、どのような仕事でも文章を迅速に読んで正確に理解して対応する、というのは基本中の基本です。新しいものを学ぶ時もブログを書く時も物を読む力は大前提の能力となります。(人の文章を読めない人が魅力的な文章は書けないですからね)

このようなことから子供を読書好きにしてあげることは、子供の将来に向けた親の責任だと思っています。

それでは具体的な方法について書いていきます。

 

子供を読書好きにする方法

幼少期の読み聞かせ

子供の読書習慣をつけるために重要なことが幼少期に本に慣れ親しむための親による読み聞かせです。親とのコミュニケーションが大事な幼少期に沢山の本を読み聞かせをすることが重要です。特に小さいときは音や絵、手触りなどに特徴のある本がオススメで、徐々に年齢が上がるにつれてストーリー性があるようなものが良いです。

小学校受験対策という意味では、日本昔話や世界の名作絵本などは一通り読み聞かせしてあげましょう。

 

図書館で大量に本を借りる

図書館は活用しない理由がないぐらい最重要なものです。大量の本を読む場合、全ての本を購入するわけにはいかないため、無料で本を借りれる図書館の有効活用がキーポイントとなります。自治体ごとに仕組みは異なると思いますが、昨今はネットでの予約なども充実してきていることから、読みたい本を予めネットで予約しておくと効率的です。
なお、良い絵本を探す方法も悩ましいところかと思いますが、良い絵本を探す方法の記事はこちらをご覧ください

 

常時本棚に本がある状態を作る

子供が関心を持つ本は年齢やタイミングによっても違います。ある程度の年齢になってくると、勿論読み聞かせもしますが、子供が気が向いた時に気軽に本が手に取れる状況を作っておいてあげることが重要です。図書館から借りてきた本でも良いので、出来る限り色んなタイプの本を置いておいてあげることが重要です。

 

親も読書好きで本を読む姿を日々見せる

これも非常に重要で統計データもあるようですが、親が読書好きな場合、子供も読書好きになる可能性が高いようです。やはり親が日常的に本を読んでいると、子供にとっても読書が身近なものとなり、読書好きになるという好循環です。私も年間200冊以上は読んでいます。

もちろん親自身も読書から得られるものも大きいですので、一石二鳥ですね。

 

漫画も必ずしも制限しない

厳しい家庭は漫画も見せないというご家庭もあるようですが、我が家の場合は特に漫画だからといって禁止などはしていません。子供に読ませて良い漫画か、はちゃんと親が選別しますが、それ以外は自由に読ませています。漫画しか読まないということでは困りますが、長く読み継がれている漫画は、友情、努力、協力、勇気、冒険、想像力といった普遍的なテーマがあり、価値があると思っています。

 

読書を娯楽として楽しめる環境作り

これは我が家のテレビがないという特殊要因もありますが、子供が読書を娯楽として楽しめる環境か否か、は重要なポイントになると思います。テレビをなくす、とまでは言いませんが、いつもテレビがつけっぱなしで受動的にだらだらテレビを見てしまうような環境はやはり良くありませんので、家族でテレビをつけない、スマホを触らない、PCを使わない、といいった時間を作って読書を楽しめる時間を作ると良いかと思います。

 

まとめ

子供を読書好きにする方法について書いてきましたが、冒頭でも書きましたが読書の習慣は一生涯使える非常に有効な習慣です。親のちょっとした心がけと働きかけで読書習慣はつきますので、是非日常から意識して取り組んで見てください。

 

 

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