共働き塾なし家庭学習で東京都内の国立小学校受験ブログ

両親共働きで塾なし家庭学習による保育園児の子供2人の東京都内の国立大学附属小学校受験の記録です。子供が計5校の試験に合格する(親が5校最終抽選を経験)という高い合格率を残せたことを踏まえ、家庭での勉強方法や役に立ったもの、国立小学校の特徴などを今後受験を検討される方のために書いていきます。

小学校受験に役に立つものシリーズ④ 読書

小学校受験において各校ほとんどで出題される問題として「お話の記憶」がありますが、今回はその対策に役に立つ「読書」について書いていきたいと思います。

読書

 「お話の記憶」は話を聞いてその登場人物や、出てきたもの、順番、色、季節、天気、登場人物の感情などを答えるものです。また、小学校受験においては指示を的確に聞いて、それに応じて行動することが重要な項目が多々あります。話を聞いて理解することは、工作や指示運動、集団活動など、ほぼ全てにおいて必要と言っても過言ではありません。

このようなお話の記憶や指示の聞き取りの対策として、直接的な対策ではありませんが、やはり幼少期からの読み聞かせや読書が重要と考えています。

 

我が家では元々小さい時から読み聞かせなどしていましたが、年中~年長の時期には年間1,000~1,500冊ぐらいは本を読んでいました。ジャンルは絵本から、幼児向けの本、歴史漫画、など多岐に渡ります。例を挙げると、かいけつゾロリシリーズ、ミルキー杉山シリーズ、サバイバルシリーズなどです。

これだけの冊数を読むとなると、当然買うことは出来ないので、毎週のように大量の本を図書館で借りることになります。最近は図書館もネットで予約できたりと便利になっているので、これほど便利な公共の無料サービスを利用しない手はないかと思います。

 

また、横道にそれますが、これは賛否両論あると思いますが、我が家では漫画もかなり読ませています。代表的なものでいうと、ドラえもんなど藤子・F・不二雄さんの作品はほとんど全て読みました。流行りの鬼滅の刃なども読んでいます。我が家では漫画なども少年少女用のものであれば特に制限していません。

漫画からも色々な知識や想像力を得ているようで、我が家としては適切なテーマもので過度でなければ問題ないかなと思っています。(漫画について書いた記事はこちら

 

読書の良い点は当然ですが、文章を読む力がつくこと、想像力がつくこと、そして実体験をせずとも知識を得られること、などがあります。お話の記憶でも文字や音だけから場面を想像してそれを記憶して回答する必要があり、単にテレビを見たりしているだけでは身につかない能力かと思います。

何かの記事で東大生が幼少期に読んだ本、として1位がかいけつゾロリシリーズでしたが、大人が見ると一見下らないギャグが多い本のように見えるのですが、実は良く見てみると、一冊一冊テーマがあり、シリーズを通して読むと意外に幅広い知識がつくようになっています。子供が楽しみながら読書習慣がつくという意味で良い本なのだと思います。

 

我が家の場合、親も読書好きで年間200冊ぐらいは本を読んでいますが、それもあり自然と子供も本好きになったように思います。

国立私立小学校に通う生徒の多くは電車通学ですので、読書の習慣をつけることで通学の時間も読書の時間にあてるなど、時間を有効に使えるかと思います。

 

なお、日本の有名な昔ばなしなどの名作はYoutubeなどウェブ上でも結構しっかりしたものが見れますので、そのような動画も積極的に活用することは有用かと思います。

 

 

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