国立小学校受験対策のお話の記憶の練習方法
小学校受験のペーパー試験の一つとして、各校「お話の記憶」についての出題がありますが、今回はその対策について述べていきます。
お話の記憶ですが、学校によって分量は異なりますが、基本的には動物などの登場人物が複数いて、遠足や公園で遊ぶ、など一定のシチュエーションの中でやり取りが行われ、その中から、お話に出てきた食べ物、色、天気、季節、模様、順番、ものの名前、数、などを答えるというものです。
このお話の記憶の対策としては王道としては、以前も書きましたが、読み聞かせや読書などを通じて、お話を聞いたら、そのまま映像として場面をイメージする方法です。(小学校受験に役に立つ読書に関する記事はこちら)
一方で、このお話の記憶自体は、上記の通り、ある程度記憶しないといけないポイントは決まっていますので、場数を踏むという意味で、類似問題を練習していくことは重要です。
その際に我が家でつかっていたものは、ページ下部のこぐま会が出版している「話の内容理解 口頭問題集」、「ひとりでとっくん お話の内容理解」、「長いお話を聞いてシリーズ」です。
こちらは話は多岐に亘り、短いものも長いものもあり、話もバリュエーション豊かなので、子供も楽しみながら試験で聞かれるポイントを練習できるので大変便利です。
解き方のポイントは、先ほどの述べた、良く問われるポイント(食べ物、色、天気、季節、模様、順番、ものの名前、数、など)をしっかりイメージして記憶する、ということです。
子供が間違いやすいポイントには傾向があると思いますので(例えば色を良く忘れてしまうのであれば色に集中させる等)、その苦手なものを重点的に意識させてから問題に取り組んでいく必要があるかと思います。
お話の記憶は中々付け焼刃では向上しない分野ですので、読み聞かせや読書と併せて早めから取り組むことが肝要かと思います。
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