共働き塾なし家庭学習で東京都内の国立小学校受験ブログ

両親共働きで塾なし家庭学習による保育園児の子供2人の東京都内の国立大学附属小学校受験の記録です。子供が計5校の試験に合格する(親が5校最終抽選を経験)という高い合格率を残せたことを踏まえ、家庭での勉強方法や役に立ったもの、国立小学校の特徴などを今後受験を検討される方のために書いていきます。

国立小学校受験の口頭試問・面接の対策

小学校受験においては、子供への「口頭試問・面接」という領域があります。

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 その名の通り、先生が子供に対して質問をして、それを子供が答えるというものですが、いくつかのパターンがあります。

・単に事実を答えるもの

⇒子供の名前、好きな食べ物、保育園の友達と何で遊ぶか、など

・子供の考えを聞くもの

⇒上記の質問に派生して、なぜ好きか理由を聞く、困っている子がいたらどうするか、など

・お題が与えられて答えるもの

⇒写真を見てそれが何か答える、絵などをみて自分でストーリーを考えて話す

 

いずれのタイプにしても国立小学校の受験においては難しい質問は出ませんので、自分の言葉でしっかりと話せることが重要かと思います。

面接では黙ってしまうことは最も避けなければいけませんので、分からない場合も自分なりの考えや分かる範囲で答える、なども重要です。

 

また、口頭試問以前に重要なことは、しっかりと元気に先生に挨拶出来ることですので、日ごろから挨拶をする習慣をつけておくことは重要かと思います。

 

このような口頭試問対策として、我が家が使っていた書籍は以下のものです。

こどもめんせつれんしゅう (点検ノート)

こどもめんせつれんしゅう (点検ノート)

  • 作者:こぐま会
  • 発売日: 2017/08/18
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

基礎的な質問内容しか入っていませんが、全部やってもさほど時間が掛かりませんので、時々実施すると基礎的な質問は網羅できて良いかと思います。

 

それ以外には日常的に子供に疑問文で投げかける、ということを意識して生活することが重要かと思います。

我が家も外で散歩していて点字ブロックがあれば、「これ名前なんていうか知ってる?」、「何のためにあるんだろうね?」、「目が見えない人を助けて歩く犬は何ていう?」といった形で膨らませていって、子供の言葉で話させるようにします。

これは単に知識を増やす、というだけでなく、未知のものに遭遇したとしても自分なりの答えを話せるようにする訓練になります。特に学芸大竹早や学芸大大泉など自分で話を考えてお話をするようなタイプの試験の際には必要な訓練かと思います。

 

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