こぐま会ひとりでとっくん 個別冊子編③ 左右、鏡映像、シーソー、回転推理、選択抹消
今回のこぐま会ひとりでとっくんの個別冊子編は、最終回として、我が家が購入した残りの個別冊子残りのものをご紹介していきます。(前回の図形編のひとりでとっくんの記事はこちら)
まずは左右、鏡映像関連の個別冊子となります。
この分野は得手不得手があるところかと思いますが、我が子はある時期まではかなり苦手としていまして、あまり国立小学校受験においては複雑な問題は出ないとは思われますが、流石にこのあたりのところは生活上の知恵としても理解しておいてほしい、と思い、個別冊子を購入しました。
・30 みぎ・ひだり
・44 地図上の移動
・81 鏡映像
30番の「みぎ・ひだり」は、左右の理解に関する典型的な問題で、手足や靴などが左なのか、右なのか、ということを学んでいきます。やはり王道としては自分の手足の右左を理解し、その上で他人の立場にたって、左右を理解する、という順序かと思います。
44番の「地図上の移動」は、左右の発展形で、地図上の交差点で左右どのように曲がるか、ということを学んでいきますが、やはりここでは自分がその交差点に立っていたら、という形で客観的に物事を捉えられるか、が重要となってきます。
81番の「鏡映像」は、生活の中でものの形が鏡や水面にどう映るか、ということを判断するもので、原理は線対称となります。これも最初の内は実際に鏡を使って自分の右手がどう映るか、などを体験させて、自身の経験から理解させることが大事かと思います。
残りの3冊はやや分野がバラバラなので(単にそれらが我が子の苦手分野だった、というだけなのですが。。)、一つ一つ書いていきます。
・6 選択抹消
こちらは苦手分野だったわけではないのですが、特に筑波大学附属小学校などの対策として、スピードトレーニングの問題の数をこなしたかったため、購入しました。基本的にこの手の問題の場合は、漏れなくスピードをもってこなすために、上から下、左から右、といったルールを決めて、一つ一つ素早く確認するように何度もトレーニングするしかないかと思います。
スピードトレーニング系は単なる○×と違い、毎回タイムを計っていくと成長していく軌跡が分かりますので、モチベーションは上がります。
・12 シーソー
シーソーは小学校受験の典型的な問題で、2つのシーソーから3つのものの重さの関係を推理する3者関係の推理が定番となります。これが4者、5者となっていくと難易度は増していきますが、我が子が苦手としていたのは、同じものが複数乗っているシーソーで重さを判断するものでした。(例えば人参2つで、かぼちゃ1つと釣り合う、など)
・42 回転推理
回転推理は観覧車やルーレットに代表されるような推理系の問題です。あるものが1つ動くと全部動く、という点を理解する必要があります。頭だけでいきなり理解していくことは難しいため、まずは具体物で考え方を理解していく方が良いかと思います。
これで我が家の全てのこぐま会のひとりでとっくんの個別冊子となりますが、合計で17冊持っていることになるようです。100冊の内必要なものを購入しましたので、この程度かなと思います。
まだひとりでとっくんを持っていない方はまずはひとりでとっくん365日から始める方が良いかと思います。
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