共働き塾なし家庭学習で東京都内の国立小学校受験ブログ

両親共働きで塾なし家庭学習による保育園児の子供2人の東京都内の国立大学附属小学校受験の記録です。子供が計5校の試験に合格する(親が5校最終抽選を経験)という高い合格率を残せたことを踏まえ、家庭での勉強方法や役に立ったもの、国立小学校の特徴などを今後受験を検討される方のために書いていきます。

小学校受験に役に立つものシリーズ① こぐま会ひとりでとっくん

このシリーズでは小学校受験に向けて役に立ったもの、特に国立小学校受験かつ家庭学習という視点で紹介していきたいと思っています。

 

今回は小学校受験の勉強という意味で王道かつ直球ど真ん中ですが、特に家庭学習で欠かせないものを紹介してきます。我が家での家庭学習にあたって欠かせなかったものは、こぐま会の「ひとりでとっくん」シリーズです。

・ひとりでとっくんとは

このひとりでとっくんシリーズは幼児教育にとっての必須アイテムと言えると思いますが、特に我が家では「ひとりでとっくん365日シリーズ」を相当繰り返し解きました。

 

ひとりでとっくん365日シリーズは全部で12冊あり、徐々に難易度が上がっていきますが、国立小学校のペーパーのレベルという意味で必須なのは8冊目ぐらいまでかと思います。9冊目以降をやらなくていいという話ではありませんが、特に国立小学校専願であれば、9冊目以降までマスターしようとするよりは8冊目までを完璧にした方が良い、という趣旨です。
我が家も一回は12冊全て通してやりましたが、直前期は8冊目までしかやりませんでした。

 

・ひとりでとっくんの具体的な使い方

具体的なひとりでとっくんの使い方としては、別でも紹介したいと思いますが、自宅にプリンターを準備して、1冊ごとに全てプリントして繰り返し使います。単に解くだけでなく、特に出来なかった場所についてどのような箇所に躓いたのか、ケアレスミスなのか、そもそも意味が分かっていないのか、ということを記録していき、2回目以降にそれが改善しているか、スピードトレーニングであればスピードが上がっているか確認していきます。(プリンターに関する記事はこちら

我が家ではおそらくそれぞれの子供で4~5周は繰り返し解いたと思います。

 

このひとりでとっくん365日には別冊でテストもあり、そちらは本編の1~4冊目、5~8冊目、9~10冊目、11~12冊目、とそれぞれ対応しているので、こちらも併せて学習するといいかと思います。

 

ここから更に重要な点が、ひとりでとっくん365日や模試の結果を受けて、子供が間違えている箇所を把握し、根本的に理解できていないと思った場合には、ひとりでとっくんの中でも個別の領域ごとに冊子となっている、ひとりでとっくん100シリーズの中から該当する勉強分野を探して、その分野を重点的に勉強することです。

我が家では、鏡映像、地図上の移動、季節や常識など、子供が弱かった部分についてひとりでとっくん100を購入し、重点的に勉強しました。

 

・ひとりでとっくんは受験をしなくても有用な幼児用教材

ひとりでとっくんは受験をせずとも幼児教育にとって非常に有用な問題集ですし、取り組みやすいものですので、小学校受験に関心がある場合にはまずはひとりでとっくんを手に入れて子供と少し解いてみる、ということが重要かと思います。とりわけ家庭学習組にとってはマストアイテムだと思います。

我が家では計算や漢字などの先取り学習は不要と考えていますが、ひとりでとっくんは先取り学習ではなく小学校学習に向けた基礎的な物事の考え方を学ぶ学習内容となっていますので、小学校受験をせずとも就学前準備としては非常に有用かと思います。

 

なお、ひとりでとっくんにはスマホタブレットで学習できる、ひとりでとっくんのアプリがあります。そのアプリについても記事を書いていますので、よろしければこちらの記事もご覧ください