共働き塾なし家庭学習で東京都内の国立小学校受験ブログ

両親共働きで塾なし家庭学習による保育園児の子供2人の東京都内の国立大学附属小学校受験の記録です。子供が計5校の試験に合格する(親が5校最終抽選を経験)という高い合格率を残せたことを踏まえ、家庭での勉強方法や役に立ったもの、国立小学校の特徴などを今後受験を検討される方のために書いていきます。

家庭学習組の小学校受験模試の活用方法①

今回は塾なし家庭学習で小学校受験を目指す家庭にとっての「模試の活用方法」について書いていきたいと思います。

 

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 まず我が家ではお話している通り、共働きで通塾することができず、塾には通っていませんでしたが、模試については受けていました。模試はこの後述べていく理由から、特に家庭学習組にとっても必須と考えています

 

我が家では模試については、こぐま会(国立受験向けのこぐまなでしこ)、伸芽会、統一模試の3種類について受けていました。

こぐま会の模試は国立小学校受験用のものですが、伸芽会と統一模試は私立受験組も参加するものです。

数えてみると、それぞれの子で合計10回強ずつ受験していました。

 

「こぐま会の模試」は国立小学校向けで、場所も学校を借りて実施しているので本番をイメージした練習という意味で非常に有用です。初回が4~5月ごろで全部で4回開催されていました。受験者数は100~300名程度で多いわけではないですが、母集団としてまさに東京都内の国立小学校受験を目指す子供が集まるので、この母集団の中でどの程度の位置にいるか、を理解することは非常に大事です。

当然ですが、このような模試を受ける子供は意識が高い家庭ですので、そもそも国立小学校を実際に受験する中では上位の子供と考えられますが、以前書いた記事で実質の試験倍率が3~7倍であることを鑑みると、この模試で上位20%ぐらいに入っていれば順調に学習が進んでいると言えると考えていました。(以前書いた試験の実質倍率に関する記事はこちら

 

ただし、模試の本当の意義は結果で一喜一憂することではなく、子供が苦手とする分野が何か把握して、その弱点をなくしていくことです。よって、答案用紙を見て、当日の試験の様子を再現しながら、どこで躓いたか、仮に答えは合っていたとしてもたまたま正解しただけではないか、本当に理解しているか、を再度確認していく必要があります。

そこから分かった苦手分野を重点的に学習して、また次に繋げていく、というサイクルを行うための確認ポイントとして模試が有用なのです。

 

続きの小学校受験模試の記事はこちらでお読み頂ければと思います

 

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