国立小学校受験の保護者・親の面接、作文②(筑波・学芸大竹早)
国立小学校受験の「保護者への面接や保護者の作文」について、前回はお茶の水女子大学附属小学校について述べていきましたが、今日は筑波大学附属小学校(筑波)と学芸大学附属竹早小学校(竹早)について記載していきたいと思います。
筑波大学附属小学校の作文
筑波についてですが、こちらは保護者の出番は作文のみ(面接はなし)となります。筑波の作文についてはお茶の水と違い(お茶の水は2次の出願時に作文を書く)、子供が2次試験を実施している最中に、待機している講堂で親が作文を書くことになります。テーマは、役員活動に関するものや、学校の教育方針、トラブルがあった場合の対処方法、学校行事への理解、など内容的にはお茶の水とも似たものが多いかと思います。筆記用具以外を出すことは禁止だったかと思います。
時間としては25分程度で200~300字程度を記載、という程度だったかと思います。こちらもある程度過去に問われているテーマについては準備しておく、また家庭の教育方針などはどういう形で問われても答えられるようにしておく、などの準備が重要かと思います。(このページの下部に我が家が準備した作文回答記事へのリンクがあります)
この作文を書いた後に筑波の小学校生活を紹介する映像が流されますが、非常にイベントに熱心で活発的な様子が分かります。2022年度では、この映像を踏まえて作文を書くという問題が出題されました。映像の内容自体は筑波の特徴的な行事を中心に学校生活を紹介する内容ですが、学校を知るためにも事前に理解しておく方が良いでしょう。
なお、話が逸れますが、お茶の水と筑波については12月の試験の場合、暖房の度合いによってはやや寒い場合があるかと思いますので、手がかじかんでは作文が書けませんので、ホッカイロなど持って行った方が良いかと思います。(我が家も筑波の作文の際に寒かったためホッカイロを時々持ち手を温めながら作文を書きました)
学芸大学附属竹早小学校
続きまして学芸大竹早ですが、こちらは先の2校と異なり作文はないのですが、2次試験の際に親への面接と、子供との親子活動があります。
親への質問は一般的な子供に関する質問や学校への理解を確かめる質問など簡単なものが3~4つ出ます。(この際に同時に子供も面接を受けます)
そのあとに親子活動が行われますが、内容は様々ですが、一緒にゲームのようなものをしたり、話を考えたり、というものです。流れとしてはまずは子供が先生と課題を行い、親が合流してその続きをする、といった流れです。総じて日常的な親子の関係がどうか見られていると思いますが、あまり取り繕ったり子供を緊張させることなく、子供の自主的な意見や行動を尊重しながら、自然な形で楽しんで活動をすることが重要なのではないかと思われます。
我が家が保護者向けアンケート・面接に向けて準備した100以上の想定課題に対する約20,000字の回答案については以下で公開しています。
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